マイナス・ゼロ
著者 広瀬正
集英社文庫
1945年の東京。空襲のさなか、浜田少年は息絶えようとする隣人の「先生」から奇妙な頼まれごとをする。18年後の今日、ここに来てほしい、というのだ。
そして約束の日、約束の場所で彼が目にした不思議な機会ーそれは「先生」が密かに開発したタイムマシンだった。時を超え「昭和」の東京を旅する浜田が見たものとは?失われた風景が鮮やかに蘇る、早世の天才が遺したタイムとラベル小説の金字塔。(背表紙より引用)
早くして亡くなったため、著作が少ないのが残念な作家です。
代表作の今作は、広瀬ワールドへの第一歩に最適な一冊と言えます。
SF好きでなくても楽しめること間違いなし!
状態:美